ゆったりとした生活空間とご利用者様の快適さと介護しやすさにこだわった様々な設備を導入しています。個別浴槽には座ったまま入浴できる電動リフト付チェア、転落防止のために超低床ベッドなどを導入し、ご利用者様が安心して快適に過ごせるよう配慮しました。
また、老健くろさわでは施設での生活を通じた、健康の維持、心身機能回復に向けた療養、日常生活自立のためのリハビリテーションの充実を目指しています。
1階には、機能訓練室、理美容室、レクリエーションルーム、機械浴槽、2、3階には居室、食堂、個別浴槽、機能訓練室、談話コーナーなどがあります。

居室

居室構成

個室:8室
2人室 :2室
4人室 :12室

食事

管理栄養士の指導の下、楽しくおいしい食事をテーマに食材にもこだわり、安心・安全な心のこもった料理を提供させていただきます。日々の食事や、調理レクリエーション、行事食を通して、自分の口からおいしく食べること、食べる楽しみが増えるように、食事も生活リハビリの一環として楽しんでいただけるよう工夫しています。ソフト食も導入し、嚥下状態に適した食事形態で提供しています。
一人一人に合った栄養管理を実施し、おいしく楽しく食べて早期在宅復帰を目指します。

毎月の行事食とおやつレクなど楽しい食事を提供しています。

お米へのこだわり

生産農家から直接仕入れたおいしいお米をご提供しております。

○法人直営のセントラルキッチン

セントラルキッチンとは、病院や介護施設などの複数の施設の料理を1ヶ所で調理する施設です。当法人では黒沢病院、老健くろさわ、カーサ・デ・ヴェルデ黒沢、やまの花の4施設分を調理しています。

○新調理システムの導入

クックチル・真空調理といった新調理システムと設備を導入したことで、食材に味が浸み込みやすく、柔らかく仕上がります。また加熱後の食材に直接触れる機会が少なくなるため衛生的です。

○老健くろさわ栄養課より

老健くろさわではセントラルキッチンで調理したものを、最終調理してご提供しております。ホテル料理経験のシェフが作る料理は味や盛り付けも良く、ご利用者様の食欲向上にもつながっています。また、美心会が運営しているため、ご利用者様の意見をすばやく反映させることが可能になりました。

○セントラルキッチンより

セントラルキッチンはカーサ・デ・ヴェルデ黒沢に併設されています。日々、美味しい食事を提供するために調理工程や新メニューの導入など試行錯誤しています。安全で美味しい料理が提供できるよう、美心会栄養部全体で精進して参ります。

入浴

電動リフト付きチェア

リフト付チェアの利用で、座ったまま入浴が可能となり、浴槽をまたぐ動作が難しい方にも、一般浴槽での入浴が可能となっています。
在宅復帰後の入浴の方法に合わせた対応を検討しながら、その人に合った方法を検討していきます。

個別浴槽

在宅復帰を目指すため、また、これまでの生活の継続を支援していくため、入浴はできる限り個別浴槽で対応いたします。個別浴槽については、左右どちらの麻痺の方にも対応できるような設計になっています。また、残存能力を最大限発揮できるよう、手すりや椅子は可動式です。

機械浴槽

基本は個別浴槽での入浴となっていますが、ご利用様の希望に応じて、浴槽の選択をしていただき、ゆったりとした入浴を支援いたします。
機械浴槽の椅子は、リクライニングができる形態となっているため、座位を保つことが難しい方にも対応することができます。

機能訓練室

老健くろさわのリハビリでは、日常生活のすべてを機能改善の機会ととらえ、移動やトイレ、入浴など生活に密接したリハビリを行っていきます。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が利用者様の状態評価から問題点の明確化、現状の介護量の把握、予後予測を行い、それらをもとに看護師・介護士と共に生活に関わっていきます。
全部で老健くろさわの機能訓練室は3つあります。生活スペースである2階と3階の機能訓練室では、生活をしながらリハビリを行うことが可能です。また、1階の機能訓練室には、病院や通所リハビリでも使用している機器がそろっているため、継続的なリハビリテーションに取り組むことが出来、さらなる機能の向上や自主練習の場所として使用できる環境が整っています。

理美容室

ご利用者様のご希望により、入所者専用の理美容室で月1回程度訪問理美容サービスをご利用いただくことができます。

潜在能力を引き出すレクリエーション

英会話、お花セラピー、陶芸、タブレット、アロマハンドマッサージ、喫茶、居酒屋、おやつ作りなど…。脳トレーニング、手指訓練、情緒安定につながるレクリエーションを開催しています。レクリエーションを通して、普段の生活では見られない変化をみつけ機能向上につなげます。