リハビリテーションセンター
Rehabilitation Center

リハビリテーションセンター
Rehabilitation Center

リハビリテーションは、さまざまな病気やケガによって身体に何らかの障害が残った方に対し、1人ひとりに合った療法を行って「社会に復帰する」ことを目指すものです。平成26年7月に病院を新築移転し、リハビリテーションセンターもリニューアルしました。病気の発症直後から病棟内でもリハビリができるよう、各階にリハビリスペースを作りました。多くの患者さまが苦労する自動車の乗り降りや、買い物の練習ができる設備も整えています。
これからも、皆さまがイキイキと日々の生活を送れるよう、スタッフ一同精一杯リハビリテーションを提供してまいります。

対象疾患

脳血管疾患等リハビリテーション

脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳外傷、脳炎、急性脳症、髄膜炎 など

  • 急性発症した中枢神経疾患またはその手術後の患者さん
  • 失語症、失認及び失行症ならびに高次脳機能障害の患者さん

運動器リハビリテーション

体幹・上・下肢の外傷、骨折、切断

  • 急性発症した運動器疾患またはその手術後の患者さん

呼吸器リハビリテーション

肺炎、無気肺、慢性閉塞性肺疾患 など

  • 急性発症または、呼吸困難や日常生活能力の低下をきたしている患者さん

※リハビリは必ず医師の指示により実施します。

当院のリハビリの特徴

各階のリハビリスペース

リハビリの時はできるけど、病室に戻ったらできない…こんなことの無いように「できる」ことはいつも「している」状態にする必要があります。

お部屋のそばでもリハビリができるよう、多目的に使えるリハビリスペースを各階に作りました。

マルシェ

マルシェとは、フランス語で「市場」という意味です。
野菜や果物、パンなどの食品サンプルを揃えまるで市場にいるような雰囲気で買い物の練習をすることができます。

ドライブ

ドアや天井の形状、車高など様々な制約の中で行う自動車の乗り降りは困難なものです。
本物の自動車を加工し、シザーリフトにより車高が調節できるようにしました。

リハビリ施設と 療法案内

理学療法

理学療法は、運動や電気、温熱など物理的手段を使って運動機能を維持・向上させる療法です。起き上がる、立つ、歩くなど基本的な動作ができるだけ自分の力でできるよう練習を行います。

リハビリセンター

明るく開放的な空間に各種リハビリ機器を取り揃えております。

作業療法

作業療法は、身体や精神に障害のある方に対し、作業活動を通して回復を促す療法です。
例えば、食事をとるときまず「食べたい」と思い、目の前の食事を「認識」し、箸で食べ物を「つかんで」口まで持っていかなくてはなりません。
こうした日常生活で行われる活動の練習を行います。

ADL室

在宅生活はバリアのある空間が多く存在します。
玄関周り、畳の間、キッチンや入浴設備などご自宅での生活場面を想定した練習環境が整っております。

言語療法

言語療法は、脳卒中などにより、「聞く」「話す」「読む」「書く」などのコミュニケーション能力に障害が出たときにそれらの回復を促す療法です。
また、食べ物を「飲み込む(嚥下)」動作にも関わることがあります。

言語療法室

テラスを見ながら静かな空間で落ち着いて言語療法を受けることができます。

お問い合わせ

所在 黒沢病院 3階
〒370-1203 高崎市矢中町187 電話 027-352-1166(代表)